さらに親睦を


さらに親睦の輪を広げましょう。深めましょう。

あの日、あの時、そして、あしたを語り合いましょう。



遠き日の 若き姿を なつかしむ
我が魂の 日明の丘

河合正武先生の歌碑(昭和41年11月5日除幕)


去る12月1日開催された「倉高の百年を語る会」で、山中英彦君が校地に残る記念樹や記念碑等について語ってくれました。 ユーカリの樹、青苔の碑や乃木門などなど。母校百年の歴史と伝統をともにしたこれらのものたちに、なぜか感謝の気持ちが湧いてきました。
同窓諸兄の語る箸端々にも「絆」を感じました。明陵同窓会って良いなぁ。そう思いました。


11期の皆さま、どうかお元気でお健やかにお過ごしください。



平成24年12月    

造田 昌孝
  *当日配布された資料は以下の通りです


倉高の百年を語る会

記念樹と記念碑

小倉高校明陵同窓会
幹事長  山中英彦
24.12.1    



T記念樹

 1.現存する創立期の樹木

  (1)ユーカリ 日明の丘に最初に植樹された。図書館横の樹木は落雷と昭和45年8月15日の台風で 甚大な被害を受けたが枯れずに現在に至る。現在3本が健在。この台風で60本余りの樹木が倒れた。


  (2)ビワの樹 合屋武城先生の記録  杉田宇内先生が教材で使ったびわの実を二人で食べ、 大変美味しかったので植えたもの。最初は食堂横であったが、 校舎改装の際、現在の化学教室の横に移動された。若い二人の教師の青春の記念樹である。 合屋先生は博物学、今の生物の先生。

 2.校内の桜

   校地を取り巻く桜は、ユーカリに次ぐ古木であるが、昭和34年 の写真
    ではあまり目立たない。樹齢50〜60年程度と推定される。


  3.杉田久女ゆかりの彼岸桜   石昌子さんからの寄贈


  4.各期の記念樹

   (1)卒業周年記念植樹 もっこく 高校5期 卒業30周年記念
   (2)百周年明陵会館の桜 20年7月12日
山桜・・・卒業55周年(5期)、同50周年(11期)、18期、同40周年(20期)、23期、35周年(25期)、20年の当番期(46期)
枝垂桜・・・定時制卒業生
   (3)還暦記念 楠 高校20期


U記念樹

 1.周年記念碑

   (1)50周年関係 青苔の碑   乃木門の上に建碑
王維「鹿柴」より「返景照青苔」
返景は先輩の魂 青苔は本校の伝統と歴史
講堂の礎石を使用
昭和34年10月31日 1,959柱を祀る。


   (2)70周年関係 小倉高校生徒会設立の創立七十周年記念碑
「今 七十年の歩みと共に永遠の友愛をここに刻む」
碑文案は、高31期 有留純子氏
29代・30代生徒会が、目標資金150万を目指して
文化祭特別企画「バーゲンセール」を実施し資金を調達

昭和54年11月1日 除幕


   (3)80周年関係 八十周年記念碑  碑文の揮毫は今渡直治氏 高校

@校訓の碑 「勉学 創造 規律 勤労 敬愛」

A二連覇の碑 「ああ栄冠は我に輝く」


   (4)100周年関係 百周年記念碑  碑文の揮毫は井上善隆校長

「世紀の歴史輝きて」



 2.周年記念碑

   (1)高校10期の卒業40周年記念碑
   (2)高校12期の卒業30周年記念碑     1991年8月12日
   (3)高校15期の卒業25周年記念碑
   (4)高校16期の卒業35周年記念碑
   (5)高校19期の卒業20周年記念植樹碑     63年5月



 3.その他の記念碑

   (1)乃木門小倉歩兵第14連隊長心得の乃木希典を記念、その営門の標柱を貰い受けた。波多野俊夫校長(三代)が乃木精神を鼓吹し質実剛健の気風を育成した。

   (2)閉校
     記念碑
石筍之碑  昭和60年3月3日
定時制42年の歴史 1800名の卒業生
「石筍」は定時制生徒会機関誌の名前である。

   (3)歌碑第5代校長河合正武先生の歌碑 昭和41年11月5日除幕
「遠き日の 若き姿を なつかしむ 我が魂の 日明の丘」


今も校地に残る記念樹や石碑を集めてみました。見落としがあると思います。 朽ちた木柱もあり、その由来を定かにすることができないものもありました。

それぞれの樹立者の思いが宿るものだけに、申しわけない気持ちで一杯です。 心よりお詫び申し上げます。

なにか情報がございましたらご一報ください。










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